seikacatのブログ

seikacatのブログ

宝塚歌劇について誰もとりあげない偏った話をしていきます。

作品に問題点が生じればその責任の一端を生徒がとるべきものなのか?

 宝塚歌劇が公演を配信サービスにて流すようになってから、一年以上が経ちました。

 

劇団も将来的には考えていたサービスだとは思いますが、コロナ後の世界が前倒しで実現させたものともいえます。

 

配信サービスを開始した記事です↓

 

seikacat.hatenablog.com

 

 

 

seikacat.hatenablog.com

 

 

配信サービスは、劇場や映画館に行くまでの時間や手間を取らないこともあって、そこまでではないライトな層も気軽にライブで宝塚歌劇を観ることが実現しました。

 

しかし条件がそろえばだれでも宝塚歌劇を手軽に観られることにより、一年経ってみえてきた問題点があります。

 

 

 

 作品の問題点をリアルタイムで指摘できるようになった

 

 

そういった指摘は今後あるかもしれないと、ライブ配信を定期的にすると宝塚で決まった時にすでに感じていました。

 

ある公演中の芝居の中で、特定の障害の症状がある役をみてみんなで笑うという場面がありました。

 

舞台はある程度はテレビやドラマほどはネットなどの伝達力が早くないのでこの芝居のネタはおかしい?これ炎上しない?というネタは見過ごされることが多いジャンルです。

 

これは古典作品を上演することも多く、現在の価値感でみてしまうと首をかしげるものもそういうものでしょとスルーしていたが、新しいライト層の視聴者が参入したことによりはじめて指摘されて対応に追われるという現代ならではの現象です。

 

 

他ミュージカルや歌舞伎などでも同様に起こりうることですし、SNSの普及で実際に起こっていることです。

 

 生徒も責任をとるべき?

 

また同じ時期ではありましたが、他の組の公演での演出が賛否両論が噴出し、初日のスポーツ記事では最初は出ていたその場面が後ほど削除されていました。

 

スカイステージでは出演者が公演について語る番組「NOW ON STAGE」がいったんあった予定より放送中止になり、後日撮り直しが行われその理由は公式に出されることはなく、ファンの憶測を呼びました。

 

 

劇団のこの判断の是非はともかく今言えることは、問題がある、議論を呼ぶ作品だった時にそれを演じる歌劇団の生徒に責任の一部が生じるのかどうかということです。

 

「その場面はおかしい」、「演出を変更してほしい」となぜ成人である生徒は言えないのかという指摘がSNS上で現れはじめたのです。

 

個人的にはちょっとそれはあんまりじゃない?とも感じますし、生徒たちは立派な成人であることも確かなので仕事に意見が言えないのはどうとも感じています。

 

でもそれだと宝塚歌劇がつくった彼女たちは「学校」の「生徒」というみんなで作り上げている「別世界の概念」が崩壊する…

 

実はこの先も起こる小さくて大きな問題ではと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村  

 

 



人気ブログランキング