ふるさと納税…名前はきいたことがあるけれど…というひとももうやってるよ、というひともいるかもしれません。
ここでは兵庫県宝塚市が実施している主に宝塚歌劇についての商品を取り扱っている
「ふるさと納税」の概要と、
本当にいわれているようなメリットがあるの?を独自に調べてみました。
誤り等がありましたらご指摘ください…
www.furusato-tax.jp
そもそもふるさと納税ってなに?
なんだかよくわからないけどとってもお得になるよ!と一時期ネットやテレビでさかんに宣伝していた「ふるさと納税」。
最近はその頃よりも静かになった気がしますが、今も全国各地で継続中です。
「ふるさと納税」というネーミングで混乱するひとも多いようですが、簡単にいうと
自分が好きな自治体に寄付できますよという制度のこと。
特に自分が住む地域の自治体でないといけないという制限はないようです。
どんな仕組み?
寄付するだけなら、正直こんなに話題にはなりません。
寄付する私たちの側になんらかの見返りがあることでふるさと納税は、注目を集めました。
自分が好きな自治体、この場合なら宝塚市に寄付することでその次の年の税金が控除される、さらにはお礼の品まで貰えてしまう。
だからお得!というシステムがふるさと納税のあらましです。
税金控除とかそんな言葉が出てきたこの時点で「え、面倒…」と思われるかもしれません。私も思いました。
しかしもう少し頑張って紹介していきます。
お得の内訳と手間の内訳
わかりやすい例えなら3万円寄付すると翌年の税金が2万8000円安くなりますよ、
それに加えて、宝塚市からその土地ならではのお礼の品までもらえてしまいますよということです。
つまり差額分2000円支払って、なにか宝塚ゆかりの品が手に入るということです。
もちろん税金を安くするためには翌年3月までに「確定申告」をしなければなりません。
これは商売をしている事業主は当然のことですが、普段は確定申告しなくてよい給与所得のひと(会社員)も必要になってきます。
そのための書類もお礼の品につくこともあるので、要確認です。
このあたりの手間をどうとらえるかで、ふるさと納税へのハードルの高低が分かれるかもしれません。
関連サイト
寄付した分だけお得になるんなら思う存分たくさん寄付すればいいの?とも思いますが、
税金が安くなる寄付金は、年収や家族構成などでその上限が決められています。
自分がどれだけ寄付(ふるさと納税)できるかは、あちこちの関連サイトでシミュレーターがありますのでそちらで計算してみるとわかります。
どんな風に申し込めばいいのか、それからどんな手続きをしないといけないのか、
しごく真面目に解説してくれているサイトはこちらです。
けどそれでもよくわからない!というひとはこちらがおすすめです。
寄付金上限シミュレーターもあります。
srdk.rakuten.jp
2016年度 ふるさと納税 宝塚観劇チケットコース
宝塚市のお礼の品などはサイトに記載してありますが、ヅカファンとして気になるのは
やはりそこに大劇場観劇チケットがあること。
ちなみに東京宝塚劇場チケットはありません…これは地元ではないからですね。
昨年の場合ですと、星組公演「こうもり」などがその対象公演でした。
そして2016年も11月からこの観劇チケットがお礼としてもらえるコースが発売されます。今回は月組と宙組。
昨年まで宝塚市民はこのコースは対象外でしたが、今年からは申し込みできるようです。
星組公演ブルーレイ1枚、もしくはS席1枚だと30000円以上、S席2枚だと60000円の寄付が必要となります。
観劇日指定、数量限定、期間限定、先着順ということでおそらく激戦と思われますが、興味がある方は購入チャレンジしてみてはどうでしょう。
www.city.takarazuka.hyogo.jp
でもS席って割と広いから自分の好きな席じゃないかもしれない、とかコアなヅカファンは言い出しますがそれは個々の問題。
寄付金の使い道が指定できる
この寄付金の用途も紹介しておきます。
国からの高額の補助金を無駄使いしてしまった自治体が頻発した過去の反省を生かして、ふるさと納税ではその使い道を寄付する私たち自身が指定できるようになっています。
宝塚市では主に7つ。
大劇場に行く度に花のみちやらがなにか工事しているなあと最近感じているんですが、もしかして財源はこのあたりでしょうか。
ふるさと納税 批判される理由
しかしたった2000円で、日付は指定されるけれど大劇場公演チケットももらえて場合によりその他の品までもらえてしまう…
自治体か商品を提供するその企業(ここでは歌劇団や阪急や商店街のお店)の負担になっているのではないかと考えてしまうのですが、それはすでに問題視されていました。
ふるさと納税がその地域の宣伝になり、お礼の品を貰うだけでなくその商品が買われるようになればよいのですが、そううまくいかない地域も少なからずあるようです。
www.iza.ne.jp
宝塚歌劇関連のふるさと納税について解説してきました。
宝塚市がこれで潤って、市民も観光で訪れるひとにもよい影響があるのならそれに越したことはないと思います。
この制度もこれから注意深く見守りたいと考えています。