宝塚歌劇を本拠地で観てそのまま帰るのはもったいない!
2016夏休み特別企画「大劇場から少し足を伸ばせばこんな楽しいスポットが!」
…旅行ガイドのような煽り文句から始まって申し訳ありません。
筆者は観劇の他に古い建物や昭和なスポットをめぐるのが趣味で、時間が許せば足を伸ばしたりしています。
ガイドなどではこれまであまり触れられたことのない珍しい場所をみつけてきては、
ぽつぽつと紹介したくなってきたのでこの記事を書きました。
Vol.1などと書いていますが、続くでしょうか…続かせたいです…
宝塚と縁の深い中山寺
今回紹介するのは阪急電鉄中山観音駅。
阪急宝塚線にて宝塚駅から5分の位置にあります。
まずは駅すぐ近くの中山寺を簡単にみていきましょう。
こちらは宝塚ファンにもおなじみの場所です。
中山寺は安産祈願を祈る寺として全国的に有名。
宝塚ファンにとっては毎年恒例2月3日の節分祭へのジェンヌ出演で知られていて、
CSのタカラヅカニュースにもその模様が放送されます。
傾向としては研1生など若手が選抜されることが多いようです。
2016年は花組生でした。
出演者のもよう
- 彼女たちが扮する観音様が人間の諸悪の根源である三毒(貪(とん/むさぼり(欲張る心))・瞋(しん/いかり(怒る心))・痴(ち/おろか(迷う心))の象徴・三匹の鬼をさとし、福・禄・寿に変身させるというショーが行われる。
あのジェンヌたちは厄を払ってくれる観音様という役割なんですね。
ジェンヌがこの式に参加するようになったのは1950年代くらいからだそう。
他にもタレントが一緒に参加しています。
成田山などの豆まき式もそうですが、タレントや有名人を呼んで華やかなショーとして
披露することで集客を図る寺院が全国的に増えているそうです。
ここからはこの記事の本題。
まずは少し前に話題になったこの記事をごらんください。
大劇場近くにドムドムがある!
ドムドムハンバーガーはかつて全国を網羅していたスーパーダイエー傘下のフードチェーン。
日本初のハンバーガーチェーン店でもあります。
ダイエーといっても10代くらいのひとにはピンとこないかもしれません、現在のイオンのような感じですね。
しかしダイエーは2001年インサイダー取引による責任により経営者が引退。
その後ウェンディーズとの契約、マクドナルドの出店ラッシュなどを経てドムドムはその数を激減させていきます。
小さい頃や青春時代を過ごした大人たちがその頃の象徴として懐かしんだドムドム、少なくなってしまった生存店舗マップが公開されると大きな反響を呼びました。
(現在も随時全国のドムドム店舗の閉店状況を更新しています)
20代後半くらいの方なら地元ダイエーの全盛期を覚えているというひとも多いかもしれません。
昭和から90年代~2000年代を懐かしいと感じる世代にはたまらないのかも。
そうです。
なんと中山観音駅すぐ近くで!このすでに希少となりつつあるドムドムハンバーガーが食べられるんです。
場所はダイエー宝塚中山店。
駅から徒歩7分ほど。
中山寺周囲は、地方都市特有の郊外ののんびりさと開発の鈍化が混在した雰囲気。
若い夫婦世代を多くみかけました。
期待のドムドムはこの2階のフードコートの一角にあります。
個人的には中学時代以来のドムドム!興奮。
曜日日替わりのランチセットがお得です。
(2016年初夏の時点)
「実際の組み立て」…?
出来上がると渡されるアラームで知らせてくれるシステム。
アラームもイメージキャラクターの象がキュートなドムドム仕様。
甘辛チキンバーガーセットを頼みました。
優しい味で美味しい。
あとすぐ後ろがゲームセンターで地域の子供たちがこの日は日曜の午後だったこともあり、わりとやかましかった(笑)です。
もしかしたらいつまであるかもわからないドムドムハンバーガー中山寺、
宝塚大劇場から比較的近いですから足を伸ばしてみてはいかがでしょう。