はじめに
2018 年は、日本全国各地で地震や豪雨、台風などの大規模な災害が頻発しました。
それは観客の安全を確保しつつ、エンターテイメントを提供し続けないといけない宝塚歌劇にも深く影響しました。
災害により、公演時間振替、チケット返金対応などを行った宝塚歌劇団。
その概要を時系列で簡単に記しておきます。
この先同じような災害が起こった時に歌劇団の対応がどのように変わるのか見届けたいという気持ちがあるからです。
2018年6月18日
まず2018年に宝塚歌劇団が災害によって対応を迫られた最初は6月18日の大劇場雪組公演でした。
通称、大阪府北部地震。
地震が起こったのは朝7時58分ごろ。
上演されていたのは、『凱旋門』、ショー『Gato Bonito!!』
金曜日であったため、13時公演のみの一回公演の日でした。
他に地震の影響があった関西で舞台やコンサートなどを予定していた劇場の対応は次に詳しく載せられています。
ほとんどで早々に中止、返金を決定。
すでにこの時、宝塚周辺には公演を観にきた人たちが大勢いました。
関西地方、JR、私鉄鉄道各社の交通は一時麻痺。
宝塚観劇の際に主たる路線となるのはやはり阪急電鉄。(とJR)。
ですがその道もほぼなくなります。
梅田などの中心部への移動手段の選択肢が少ない宝塚では、早めの対応が求められました。
※各社と同様同日夜までにはほとんどの路線で平常運転に戻っています。
公式サイト お知らせの変遷
宝塚歌劇公式サイトに出た地震に関する最初のお知らせは当初はこちら。
問題は交通がなくなることによって観劇取り止めによる観客の激減が予想される中、18日の上演を行うのか中止とするのか、でしたが 昼にはこちらへと変わりました。
12時20分頃には、こちらへお知らせが変更。
13時開演→一時間遅れて14時へと変更になります。
この後無事に公演は実施されました。
返金対応
この公演は中止にはなりませんでしたが、来られなかった人の為に返金対応をしています。
手順としてはこちら。
自分はこの公演チケットを実際には持っていなかったのでわかりませんが、
基本的にはチケットを所持しつつ詳細がわかって依頼しないと返金はされない面倒なもののようです。
そして、チェックする側もかなり煩雑な作業だったのではと推察します…
劇場の様子
最後に劇場の様子を。
時間が経っていることもあって気づいたことがあれば、またこの記事には加筆していきたいと思っています。
読んでくださり、ありがとうございました。