seikacatのブログ

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宝塚歌劇について誰もとりあげない偏った話をしていきます。

宝塚音楽学校 過去の不文律を大幅に変更 そこから見えること

宝塚関連のメディア記事が久々に拡散されていました。

 

新聞社の記事はすぐに消えるのでここに残しておきます。

 

 

2020.9.11 朝日新聞社 配信記事。

 

記事執筆
杢田光、尾崎希海

(敬称略)

 

 

 記事の内容

 

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思ったこと

 

私自身は今回の措置は時代の要請に応じたもので、評価できると感じています。

 

興味がない人や海外の方には不思議というか厳しすぎと感じるであろう、初舞台生のお披露目やその稽古風景がこれからまたメディアで取り上げられることも踏まえてのことかなと。

(本来春の予定だった106期生お披露目はコロナウイルスの影響により10月の月組公演より)

 

 

ハラスメントとして批判される前に先手を打つようにこの情報を出したのかと思うタイミングです。

 

こういった不文律の形成には指導の厳しさに加えて外部からみると若い世代が理不尽にも負けずに限界まで立ち向かう姿を、悲劇のヒロイズムとして無責任な周囲が観客として消費したがる傾向が含まれる気がしています。

 

 

そして自分達がしたのだから下の世代もしろという感情的な要求も。

 

 

現在のスポーツや子役俳優の世界も同じような話はよく報道されています。

 

そんな一定の層の人達の要求が長い間宝塚だけでなくエンタメ界に影響を与えてきたのもこの不文律が長く生きてきた大きな理由なのでしょう。

 

 

20年ほど前なら、かつてのプロジェクトXや音高受験密着放送のように怒られて涙を流しての稽古映像はむしろ誇らしげにメディアに出ていました。

 

そんな不文律が、現在は批判の対象になっているのは価値観の急激な変化を感じますが…

 

もしかしたらほぼ通常営業に戻しつつある劇団公演へ批判が広がるのを防ぎたい狙いも…?とも、憶測しています。

 

 

 

 

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