今回の台風19号と宝塚歌劇公演の動きを、
私見でまとめています。
なにかあれば訂正や追加文を入れる予定です。
台風19号
台風19号は2019年10月12日から13日にかけて、日本の関東から東北地方にかけて上陸し各地に甚大な被害をもたらした台風です。
強風域が本州の半分以上を覆うほどの大型で、勢力も強かったため、大雨に加えて暴風、高潮などを伴う広範囲の被害に繋がりました。
10月10日(木曜)
2019年10月10日。
台風19号について、宝塚歌劇公式から対応について2日前という異例の早さで通達が出ました。
これまでになかったことです。
これはここ数年で災害が発生した折、公共交通機関が災害を見越して止める、計画運休を発表するようになったことも影響していると思われます。
これにより店や物流が止まり、結果的に観客や舞台関係者が満足な舞台をつくることは難しいと判断することになったからでしょう。
また同日から初日を迎える雪組全国ツアー公演、雪組別箱公演も、同様の措置となりました。
10月11日(金曜)午後発表
10月12日(土曜)の星組、雪組公演すべての中止が公式にて発表されました。
宝塚歌劇の歴史の中でも、恐らく阪神大震災時の花組公演、そして雪組バウ公演以来二度目?でしょうか。
それくらい珍しく異例のことです。
このブログでは過去に、阪神大震災と宝塚歌劇についても書いています。
記事はこちら↓
星組公演は、トップスター、トップ娘役退団公演中。
千秋楽の前の日の公演、いわゆる前楽が中止となりました。
公式での発表通り振替公演もありません。
阪神震災の記事でも書きましたが、ファンにとって退団千秋楽、さらには千秋楽の前の日の前楽公演は、通常の舞台の後にさよならショーがあります。
それもあって千秋楽、前楽は長く記憶に残しておきたい、そして媒体にも長く残ることになるためとても思い入れが特に強いもの。
ファンとしてもこの処置はとても残念なことと感じます。
10月12日(土曜)18時頃 発表
13日の雪組KAAT神奈川芸術劇場、全国ツアーカルッツかわさき公演は2時間遅れにて開演するとの発表がありました。
星組千秋楽公演は、開演時間に変更なし。
これは星組公演は全国各地映画館でのライブビューイング上映を予定しているからでしょう。
10月12日(土曜)ライブビューイング 払い戻し対応発表
その星組公演ライブビューイングも、交通機関によって来場できない場合は払い戻し対応を行うと発表。
公演前日の夕方頃の発表でした。
宝塚歌劇では、2012年から大劇場公演千秋楽などでライブビューイング中継を行っています。
宝塚歌劇ライブビューイングの歴史については2015年時点のものですが、こちらで記事にしています。↓
星組公演千秋楽 早朝
通常宝塚歌劇トップスター退団では、劇場前の道路で、スターを見送るイベントが催されます。
これは慣例として代々続けられており、
写真などで残したいという、ギャラリーも多いものなのですが今回は台風後の影響で外でのイベントはなくなりました。
これも異例のことで、そのためファンの間で交わされる千秋楽当日の撮影写真はこれまでの同じトップスター退団公演でのそれと比べ、かなり少ないです。
こういう感じの写真のためのお花ですね。↓
公式などの、メディアでの写真は当然あります。
yahooや公式などの記事は一定の期間が経つと消えてしまうので、いつまでも検索すれば出てくる日刊スポーツさんや、産経スポーツさんのこういった記事は、宝塚ファンにとってはありがたい存在です。