はじめに
宝塚の各組で担当する演出家の割合は現在どうなっているのか。
そんな素朴な疑問から各組登板された演出家の一覧表をつくってみる試みです。
割合が判明したからと言ってそれがどういうことかなどの議論をするつもりはありません。
「そこは言いたいことがあっても各自が察して」が宝塚を楽しむ際の掟だと感じているので。
とりあえず2019年6月時点から判明している情報から、過去5年をさかのぼって集計してみました。
懐かしいなあなどと思いつつ読んでいただけたら幸いです。
※原作があるものや海外ミュージカルのもの、外部の演出家を招いている場合の人などはカウントしていません。
あくまで宝塚歌劇をメインとして演出している方としていますが、中村一徳先生や謝珠栄先生も入れています。
脚本、演出がそれぞれ異なる演出家の場合もそれぞれ1カウントとします。
敬称略、入団年順の並び。
大劇場公演、別箱公演で同じ演目でもそれぞれ1カウントです。
長くなったので一記事一組となっています。
まずは花組さんから。
2015
2016
2017
2018
2019
登板表
割合を示したグラフ
5年間での演出家登板割合も円グラフで示しておきます。
おわりに
数名デビューして比較的間もない方がいることや、ショーの藤井先生や稲葉先生が多い感じですが、それ以外は偏りなく登板されているようです。
全国ツアー公演は柴田先生や正塚先生の作品が多いという暗黙のルールもあるのも考慮する必要あり。
当初考えていたよりかなり作業が大変な今回の記事でした。
あと4組いつできるのか。
わたしがもう少しこういうグラフなんかに強い人間なら…
見づらくて申し訳ないです。
次の記事は同じく2015年からの月組演出家一覧の予定です。
※現在の時点で在団及び顧問などされていると思われる演出家の一覧を作りました。
入団年やデビュー年とその演目付き。
こちらも公開しています。