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宝塚歌劇 歴史 建物 について偏った話をしていきます。

宝塚 歌劇 男役におけるメガネ 眼鏡男子のはじまりを(勝手)に決定 Vol.1

 


タイトルがわけわからないと思われるでしょうけれど、今回はそんな趣旨の記事です。

お付き合いくだされば幸いです。

 

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明日海りおさん

 

 

宝塚歌劇の眼鏡男子にたどり着くまでに、しばしこの国における眼鏡男子の定義と

その流れを前提としてざっくりと説明したいと思います。

いつものように誤りや勘違いがあればご指摘ください。

 

 

 

宝塚歌劇の話題はもう少し後になりますので、私のフォルダ画像から出したものをランダムに張り付けています。

 

 

そもそも眼鏡男子とは?

 

 

 

眼鏡男子の定義をここでおさらいしておきます。

 

 

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芹香斗亜さん

 

この国における眼鏡男子は、文字通り眼鏡をかけている男性、キャラクターのこと。

眼鏡をかけていることで、ただ眼鏡をしていない時よりも変化を加えることができる(優しさや冷酷さ、クールさなど)キャラクターといえます。

 

 

眼鏡女子という存在とそれを愛好する層も一部あるようですが、これは眼鏡男子ほどの広がりはみせなかったようです。

 

 

これは最初に眼鏡男子を支持した世代の人たちが、子供の頃に身近にあった少年漫画と少女漫画の違いにもあり、詳しくは後で記述します。

 

 

少年漫画では眼鏡は弱点、欠点という要素を持つアイテムだった

 

 

眼鏡はかつての(1990年代くらいまで)の少年漫画では、

 

のび太に代表されるように勉強だけできる、病弱、気弱、いじめられっ子、良くても勉強だけやたらできる博士タイプのキャラで主人公にはまずならないアイテムとしてよく使われてきました。

 

少年漫画のルーツ、大家として知られる手塚治虫先生や水木しげる先生が自画像を実物よりちょいブサメガネで描いているのは、弱点を見せて自分を卑下してみせたいという欲求からという説があります。

 

これはおそらく昔の漫画で作者が作品内に登場する際に、やたらキャラクターから怒られたり下にみられているのと同じ意図からではと考えています。

 

 

確かにキャラクター化していることと引き換えに特に水木しげる先生などは、内面まで弱弱しく描いています。

 

対して少女漫画においては眼鏡は格好良いアイテムだった

 

ただ少女漫画では男性が眼鏡をかけることに対しての見方が違っていて、その源泉は1980年代りぼんなどで活躍した陸奥A子先生だといわれています。

 

知的でいつも優しく素朴で主人公を見守る彼ら眼鏡男子は、高い人気を誇ったそうです。

 

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一度その傾向は影をひそめますが、実は同人誌などでは何割かを占めるほど人気のジャンルとなっていきました。

 

メガネ男子 | 眼鏡文化史研究室

 

 

 

 

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彩風咲奈さん

 

 

 

その「知る人ぞ知る人気ジャンルだった眼鏡キャラ」が表に出てくるのは2000年代に入ってからとなります。

 

コミックが実写映画化されるようになったからです。

 

togetter.com

 

 

三次元に眼鏡が受け入れられるようになる

 

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美弥るりかさん

 

 

2000年代に入りいわゆる上記の過程を経てきたコミックは、映画化やドラマ化がひんぱんにされるようになります。

つまりコミックにいた眼鏡男子は三次元へと進化をとげることになるのです。

 

 

ちなみに。

 

2002年映画『ピンポン』の井浦新さんが、三次元眼鏡男子の元祖として眼鏡好きさんの間ではよく語られているそうです。

 

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 これについては反論や諸説あるそうで、ここでは議論しません。 

 

 

 

  

そして宝塚へ

 

(ここまででやっと宝塚歌劇にたどり着けました。)

 

リンク先のサイトでは2009年に入って飛躍的に眼鏡男子の割合は増えたと分析されています。

 

 

まさにその2009年、宝塚において現在に通じる眼鏡男子の始祖といえるジェンヌがいました。

 

ご本人の意図はともかくその持っているキャラクターが時代に沿っていたといえるのかしれません。

 

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大空祐飛さんです。

 

 

 

個人的には彼女が宝塚歌劇における眼鏡男子のはじまりだと思っています。

 

 

…すみません、まだ書きたいこともあるのですが長くなったのでVol.2へと続きます。

(記事修正も入れるかもしれません)

 

   

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