星組さんは現在、2回目の台湾公演(2018.10.20~11.5)を上演中です。
これまで宝塚歌劇では前回2013年(星組)、2015年(花組)と台湾での公演を実施してきました。
2015年公演で私が書いた記事はこちら
ファンには副産物?の多い台湾公演
やはりこういった海外での公演では
通常では色々な企業や団体が公演に関わるものなので、
いつもの大劇場公演とは違う行事や予定が生徒には組み込まれています。
公演の合間のレセプションなどもそうですし、
事前の市長などへの表敬訪問なども割と珍しいものです。
|
宝塚ならではの「恒例」
その中でも私が興味を持ったのが、
台湾公演に出演する星組生さん達が出発する直前
日本で10月13日に行った宝塚歌劇団創設者小林一三氏のお墓参りでした。
この「お墓参り」、実は毎回海外公演では行われている恒例行事?のようなのですが、考えたら独特だなあと。
こちらは前回2013年星組のお墓参りの様子。
この時のドキュメントDVDなどにも収録されています。
今年の様子もスカイステージでは映像が流れていましたが、
同じ雰囲気でした。
|
守ってくれるイメージの主
例えばニュースでスポーツ選手団などがシーズン前に必勝祈願として、
地元の神社にお参りするのはよくみる光景です。
宝塚ではそういった成功祈願を特定の神社でするのではなく、
イメージのゴッドファーザーというか宝塚歌劇そして阪急という組織のシンボル的存在となっている創設者にその願いを託しているという図が、
独特で面白いと感じました。
これは海外で疑問としてよく言われている人神に近い考えが根底にあるのかなとも思います。
と書いてきましたが…
そこまで深く考えなくてもこういった重要な行事を
例えば大劇場近くにある特定の神社でしてしまうと、
他の社との利害関係が生じて大変だから、いうのも
理由としてあるのかもしれません。
そんな一三氏のお墓は大阪府池田市にあります。
解説にある通り確かに小さいイメージですね。
ちなみにどうして夜に撮影したのよちょっと恐いじゃないですか…
|