宝塚歌劇は随分以前からグッズでハローキティとコラボレーションしていますが、
第11弾となる現在(2015年9月)発売中のボールペンにフリクションペンとアクロボールペンがあります。
それとは別にノーブランドのボールペンも。
(細かい説明はなし。)
キャップと同じカラーのゲルインク。
パイロットの2大ブランド
こちらの2種類は文具メーカーとして有名な「パイロット」のブランド。
歌劇×キティ×パイロットという3つのコラボということになります。
特にフリクションシリーズはあちこちでコラボしていますし、文具コーナーの特等席に置いてあったり、テレビで取り上げられたりもしているので、営業さんが頑張っているんだろうなあという印象があります。
そんなフリクションシリーズの特色は、温度変化により色が変わるインクを使用していてペンの後ろについているラバーでこすることにより、消えること。
鉛筆などと違い摩擦熱で筆跡は無色となり消すことができるため、消しカスは出ない、という画期的なもの。
(そのため「高温の場所に放置すると文字が消えてしまうことがあるため、証書など重要書類には使用不可」という注意書きがついています。)
もうひとつのアクロボールもパイロット製品。
(コピペだからなんだろうけどaが抜けてる…)
アクロボールはインクを従来のものより粘度を1.5倍に上げ、書き出しがなめらかでストレスなく濃く色が出せるというもの。
ヅカキティコラボは3色ペン。
フリクションのような消せる機能はありません。
宝塚ファン向きなペンとは?
ファンがもし贔屓に手紙を出したい!となった時にフリクションは意外と便利です。
なぜなら手渡しのカードを書くという即時対応に向いているため。
贔屓が「入り」または公演が終わって「出」をする際までの限られた時間内で、
経験上、狭い机のカフェだろうが、劇場の椅子に座ったままだろうが思いの丈やその日の観劇の感想を手紙に書かなければならないからです。いえ、書きたいからです。
※画像はイメージです。
長所と短所
文字をミスした際にわざわざ修正テープを出して消したり、新しい便箋やカードを出す時間も惜しい、フリクションならそんな手間をひとつ減らせます。
…なんだか宣伝みたいになっていますが、自分個人としてはフリクションはインクが薄いと感じたので、「贔屓の手紙にはもっと濃く!目に沁みるような黒さを!」という願いから他ブランドのボールペンを使っています。
ごめんなさい。
あと郵送する手紙ならフリクションじゃなくてもいいかと思います。
こちらのブログでは車のダッシュボードや真夏のポスト内でフリクションの文字は消えてしまうのか?さらにその後ちゃんと戻るのか?という実験をされています。↓
この記事以外も楽しい文具のマニアックな話題ばかりなのでお好きな方はぜひ。
まとめ
ボールペンマニアの知人に訊ねると、「万年筆」のような文字の風合いが出せる、インクの乾きがとにかく早い、逆に乾きは遅いがサラサラ流れるように書ける、手首に負担がかからない、筆記線がラメ入りでぷっくりする、と特徴が特化されたものが群雄割拠、どれがボールペン界で一番!というのはないらしいです。
フリクションやアクロボールはそのひとつ。
「贔屓へこれからガシガシ手紙書き続けるよ!」という方はやはりペンが自分に合っているとストレスが断然減りますので、文具店で色んなメーカーのものを試し書きしてお気に入りをみつけてみましょう。
より手紙が楽しくなります。